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有効活用してお金も節約!長時間通勤のメリットとオススメの過ごし方。

【有効活用してお金も節約!長時間通勤のメリットとオススメの過ごし方】

ふと「長時間通勤のメリットを挙げてみたい」と思い立ち、半ば見切り発車でこのようなタイトルをつけてしまった。

が…まずはじめに元も子もない話をすると、仕事場の近くに生活拠点を構えたほうがよっぽど時間効率がいいのは明白だと思う。

通勤に片道1時間かかるということは1日2時間、1ヶ月で44時間、年間で500時間以上も移動に費やす計算だ。

その500時間を別のことに使えたら、あなたの1年間はもっと有意義になるはずだ。

さらに通勤も労働のうちだと考えるなら、通勤時間が長くなるほど給与の時給単価は大きく下がることに。

少しでも拘束時間を短くし、生活の質を高めるべきだという意見は非常に納得感がある。

 

とはいえ仕事場の近くにマンションを借り、始業時間30分前に家を出る…なんて会社員がどれだけいるのでしょうか?

まだ社会人としての歴が浅く実家から通勤する人、職場から少し離れた郊外に家を建てて生活する人…長時間通勤の会社員は少なくないはずです。

かくいう私自身も小学校は徒歩50分、大学は電車で2時間、そして今でも通勤に1時間半以上をかけている筋金入りの田舎好き。

そんな20年以上も通学・通勤に時間を費やしている私の経験から、長時間通勤を選ぶメリットと上手な時間の使い方をご紹介してみたい。

 

「通勤時間は無駄」とは言い切れない理由。

「通勤時間はなるべく短くするべき」とされる理由は主に以下のようなものがあると思う。

・通勤時間が長いと体力的、精神的に負担が大きい。

・職場までの距離が近いほど自由に使える時間が増えるので、生活の質が上がる。

・満員電車や列車の遅延などでストレスが溜まる。

・風邪やインフルエンザなどの感染リスクが高まる。

確かに1日24時間しかない中で毎日移動に2時間以上もかけるのはもったいないし、体調がすぐれない日は一刻も早く家に帰って休養をとりたいと感じることはあります。

また「少々高い家賃を払ってでも余った時間でより生産的な活動をするべき」という意識高い勢の声も聞こえてきそうです。

前述のように年間500時間を通勤にかけている人は時給1,000円とすると、50万円を無駄にしているとも考えられますもんね。

では実際この通勤時間を短縮できたとして、果たして浮いた時間は有効に使われているのでしょうか。

 

目的意識が低い人は結局時間を浪費してしまう。

実は人生で1年間だけ会社から徒歩10秒の社員寮に住んでいたことがあります。

通勤時間はほぼゼロといっても差し支えない距離ですよね。

家を出る前に電車の時刻や天気を気にかける必要がなく、通勤に関していえば完全にストレスフリー状態。

1日をいつもより長く感じることが確かにできました。

これならジムに通うこともできるし、プログラミングの勉強をすることもできそうですよね。

ただ「新たに生まれた2時間で生活はどう変わったか?」と問われると、実はそれまでと大差はありませんでした。

具体的には朝の起床が1時間遅くなり、夜YouTubeを観たりダラダラと過ごす時間が長くなっただけ。

睡眠時間が増えたぶん健康的にはなったかもしれないが、生産性の面では何も向上していないことに気づいてしまいました。

結局やらない人は時間を言い訳にするが、十分な時間を与えられてもほぼ何も行動しない。

50万円分の時間を手に入れても、50万円分の価値を生み出すことはできない。

逆に意志の強い人はたとえ睡眠時間を削ってでも、自分の決めたタスクをしっかりとこなしている場合が多い。

もちろん家族と過ごす時間が増えるなど得られるものがあることは否定しませんが。。。

 

長時間通勤したほうが経済的メリットが大きいこともある。

特に目的もないまま都会に引っ越して高い家賃を支払うくらいなら、地元から時間をかけて通勤するほうが経済的な負担を軽減することができるかもしれません。

家庭持ち・実家暮らしの人はもちろん、すでに一人暮らしをしている場合でも引越しにかかる費用は大きな負担です。

家賃の面でも同じ間取りなのに都市部と地方とでは2倍も違うことだってあります。

また「交通費は満額支給されるが家賃補助はもらえない」という不公平なルールを採用する企業はけっこう多いですよね。

それなら郊外に安い部屋を借りて定期代をもらったほうが実質的な可処分所得は大きいし、休日出かける際にも、定期券で区間内を乗り放題できる嬉しい特典付き。

仮に企業が公平に「全社員に一律3万円/月を支給する」としても税法では、交通費は非課税だが、家賃補助は所得として扱われてしまうんです。

会社員一本で生きていくという人にとって、経済面から言えばあえて職場近くに引越しするメリットはあまり見当たりません。

 

通勤時間を有効活用したい!オススメの過ごし方は?

通勤時間を短縮しても浮いた時間をムダに過ごすくらいなら、わざわざ会社の近くに引っ越すよりも多少遠方から通勤したほうがお得ですよね。

とはいえ日々の積み重ねは決して軽くみてはいけません。

電車で過ごす時間が毎日1時間あるしましょう。

1年間の勤務日数が250日だとすれば250時間を車内で過ごす計算です。

どんなことができるかぜひ考えてみてください。

残念ながら毎日の通勤電車で周りを見渡していると、居眠りしている人やボーッと窓の外を眺めている人が圧倒的大多数です。

もちろん車内でどう過ごすかは個人の自由です。

ただ通勤時間をどのように使うかによって1年後のあなたは周囲と大きな差をつけることができるかもしれませんよね。

 

資格取得に向けて勉強ができる。

キャリアアップのための資格取得を目指していても、家に帰るとついダラダラと過ごしてしまった経験ありませんか?

必要に迫られている訳でもなければ、人は楽なほうに流されてしまいます。

そこで「自分は常々意志が弱い」と感じるなら、あえて不自由な電車内に自分を拘束してしまうのも一つの手ではないでしょうか。

電車で勉強なんて…と思うかもしれませんが、学生時代に単語帳を読みながら通学した人は少ないくないはず。

私自身もFP2級資格にチャレンジした際は、「電車でテキストを読む」という作業を2ヶ月間、あとは1ヶ月前から過去問を解いていくだけで合格までたどり着くことができました。

ブロブ記事わずか月1更新のグータラな私でさえできたのだから、環境さえ作れば誰でもできるはずなんです。

もちろん混雑した電車では必ずしも座れるとは限らないし、テキストを広げるスペースも確保しにくいこともありますよね。

ただ最近ではスマホ1つあれば動画学習できるサービスも登場しているので、活字を読んでいると眠たくなるタイプの人でも挫折せずに済みそうですね。




学べる資格の種類もTOEICや簿記などハードルが低いものから税理士・司法書士など難関資格まで幅広く揃っている点も嬉しいですね。

 

読書やニュースチェックで知識をアップデート

文化庁が16歳以上の男女に行った世論調査によると、約半数の人は1ヶ月に1冊も本を読まないんだとか。

引用:【文化庁】平成30年度「国語に関する世論調査」

 

月に1〜2冊という人も合わせると実に約85%の人は読書習慣がないということになりますよね。

逆に言えば週に1冊でも読む習慣が身につけば、あなたは読書量で上位6%の仲間入りです。

経営者などビジネスで成功している人の多くが読書家だと言われているし、読書量と年収が比例するという話もよく聞きますよね。

活字に慣れ親しむことで思考力・語彙力・理解力はもちろん、得た知識から新しい発想が生まれることもあるのではないでしょうか。

 

併せてニュースサイトで日々発信される情報に目を通しておくこともオススメです。

というのも読書は教養を身につけるには効果的ですが、どうしても情報にスピード感がありません。

世の中どんどん変化し、様々なことが起きているわけなので、知識を常にアップデートするという作業も欠かすことはできません。

ともかく資格という目に見える成果でなくても、情報や教養は必ずビジネスチャンスにつながります。

 

ただ私自身も通勤中に読書を始めて感じたのが、「カバンが普段よりずっしりと重い」という悩み。笑

薄い文庫本なら気にならないのですが、300ページ超のビジネス書を選んだ日にはカバンがもはやダンベル状態。

読書と筋トレを同時にできるというポジティブな捉え方もできますが、なるべく身軽に通勤したいなら電子書籍も便利なツールです。

また満員電車で本やスマホを取り出しにくい、車通勤をしている…という人にはオーディオブックもオススメですよ。

 

ジムの代わりに電車内で簡単エクササイズもできる

最近ではジム通いがある種のステータスになっているけれど、仕事終わりや貴重な休日の時間を割いて継続できる人って少数派ではないでしょうか。

ゴリゴリに鍛えたいなら話は別ですが、あくまでも健康維持が目的なら日常生活にちょっとしたエクササイズを取り入れるだけで効果はありそうです。

中でも1日の内ムダに思える通勤時間は少し意識するだけでダイエット効果が期待できることも。

みなさんは普段の生活でどれくらいカロリーを消費しているかイメージがつかめますか?

個人差はありますが体重60kgの人であれば

・30分間座っている・・・約30kcal

・30分間立っている・・・約60kcal

・30分間歩いている・・・約90kcal

と「座る・立つ・歩く」の3つの動作で消費するカロリーは全然違うんです。

もちろん眠った状態ではさらに消費カロリーは少なくなります。

いつも通勤の電車でイス取りゲームをしている人も、立った体勢でいるだけで座って過ごすより燃焼効果が2倍になるんだったら嬉しくないですか?

30kcalといえばビスケット1枚分とわずかなものですが、往復で実践すれば1週間で300kcal、1年間で約15,000kcalにもなりますよね。

これは脂肪に換算すればなんと2kg以上もの違いになります。

さらに立っている時も

  • 壁やドアにもたれない。
  • 数分間つま先立ちをしてみる。
  • つり革につかまって二の腕に負荷をかける。

などちょっとした動作を取り入れるだけでも、体幹トレーニングや筋力アップ・引き締め効果も期待できそうです。

ただし、つり革で懸垂はもれなく変な人認定されますので絶対にやめましょう。

 

発想次第でできることはたくさん

ここまで私がよく実践している電車での過ごし方を紹介しましたが、移動時間や混み具合によってできることは様々だと思います。

他にも

・1日の仕事のスケジュールを確認する。

・SNSや検索サイトで情報収集する。

・周囲の乗客を観察し、市場調査する。

・ブログ記事やレポートを作成する。

などといった時間にも使えそうです。

それに移動時間をキャリアアップのためだけに使う必要は全くありません。

それこそYouTubeやNetflixなど趣味の時間に費やしても充実感が得られるなら全然OKだと思います。

ただ退屈や苦痛だなと感じる状態を脱却できないのであれば、きっと長時間通勤は向いていません。

ストレスを過度に溜め込まないよう通勤方法の見直しも検討してみましょう。

 

結論としては人生の満足度を高めるためには、与えられた時間を有効活用することが非常に重要だと思います。

一般的にムダだと言われることの多い通勤時間も、あなたの意識次第で価値のある時間に変えることは十分可能です。

この記事が私のように長時間通勤の会社員にとって少しでも参考になれば幸いです。