独り言

BMW3シリーズGTの初回車検が完了。3年間でかかった費用を公開

我が家の金食い虫くんことBMW3シリーズGTの初回車検が先日、無事に完了しました。

思い切って年間100万円のローンを組んで購入に踏み切ったものの、3年間の走行距離はわずか1万2,000kmに満たない、まさに宝の持ち腐れ状態。

「もはやレンタカーで良かったんじゃない?笑」と周囲から揶揄されること数知れず、しかし当の本人はこれでけっこう満足しているのです。

コスパの悪さは認めるがそこも含めて愛着がわいてくるものです。

 

さて、今回のテーマはBMW3シリーズの維持費について。

一般に多額のコストがかかると言われる輸入車を3年間所有してみて、実際にかかった費用を紹介してみようと思います。

この記事を読んだ人が少しでも購入時の不安が解消されれば嬉しいです。

BMW市場が盛り上がることを心から願うばかりです。

そしてあわよくば数年後、愛車の下取り価格にわずかでも好影響をもたらしてくれることを期待したい。ここ重要!

なお私が購入した車種は320iGT M-Sportですが、維持費に関していえば同じ320i系ならセダン・ツーリング共に大きな違いはない…はずだ。

BMW、買うだけならハードルは低い。

車を所有するための費用で最も大きなものが車両代金であることはいうまでもないですよね。

ただ最近は残価設定型ローンなるものの登場で、月々わずかな支払いで所有することも可能になりました。

新しい車の買い方はワンランク上の車に乗りたい!という車好きの願望に、見事にマッチしたのではないでしょうか。

自分の年収に近い価格帯の車であっても容易に手が届いてしまうのだから驚きです。

賛否両論あるけれど、選択肢が広がったこと自体は評価できるんじゃないでしょうか。

 

車の本体価格についてはメーカーのHPからローンのシミュレーションができるため、あらかじめ支払い予測が立てやすい。

「月々5万円なら自分でも乗れるな」だとか自分で何パターンも比較できるから、イメージしやすいですよね。

一方で購入した後にかかるメンテナンス・修理・車検代などは不透明な部分が多く、思わぬ出費がライフプランを狂わせてしまう可能性があります。

自己責任とはいえ、途中で愛車を手放すハメになるのは不幸でしかない。

したがって自動車購入の際は、車両にかかる代金だけでなく、維持していくために必要な費用まである程度把握しておくことが重要ですよね。

 

3年間維持するのに最低限必要な費用

結論からいうと私の場合、購入時の契約書に示された金額とは別に、3年間で約90万円の費用を自動車関連で支払ってきました。

単純計算すると年間で30万円の維持費が必要になるわけですが、いかがでしょうか?

私自身も改めて計算してみて「こんなに払ってたんだ…」と貯金が増えない理由に納得したところです。

ただ3年で90万円という数字に「自分は無理だ」と諦めてしまうのは少し待ってください。

自動車の維持には様々な費用がかかりますが、所有する以上は絶対に必要なものもあれば、オーナーの裁量で省けるものもありますよね。

私がBMW 3シリーズGTにかけた費用の中には、削れる部分が大いにあるからです。

そこでまずはBMWオーナーとして最低限覚悟しておくべき費用からみていきましょう。

 

自動車税は排気量で決まる。

車を持つ限り避けられないコストの1つが税金です。

中でも自動車税は走行距離とは関係なく、排気量ごとに毎年必要な費用ですよね。

3シリーズでも排気量が2,000cc以下にあたる320i系は39,500円と決まっていて、これはBMWに限らず国産車でも同じだという点もご存知の通りです。(ディーゼル車を除く)

また購入初年度は登録月による月割があるので、以下の税額となります。

320i(排気量1,500~2,000cc以下) 4月 5月 6月 7月 8月 9月
36,200円 32,900円 29,600円 26,300円 23,000円 19,700円
10月 11月 12月 1月 2月 3月
16,400円 13,100円 9,800円 6,500円 3,200円 0円

乗り換え前の車に支払った自動車税はちゃんと還付されるので、別に何月に買うのが得だというわけではなさそうです。

なお最近はクレジットカードでの納付が全国的にできるようになってきましたよね。(あくまで2年目以降お話です。)

300円前後の手数料がかかるので、1%程度の還元ではほぼ相殺されてしまいますが、参考までに覚えておくと得するケースもありますよ。

 

ガソリン代:燃費はリッター13~15km程度か

乗り方やガソリン価格によって変わるため一概に言えませんが、私の場合、街乗り50:高速50くらいで12,000km走行時の平均燃費は約13kmです。

最新モデルならさらにエンジン効率が改善されているため、リッター15kmくらいは頑張ってくれそうです。

参考元:【e燃費】最近3年間のハイオク価格

 

燃料のハイオク価格は図のように過去3年間で30円以上も変動していますが、仮に単価が150円だとすれば今までにかかったガソリン代は

(12,000km/13km)×150円≒約13万4,000円という計算になります。

1ヶ月平均で約3,700円、給油ペースでいうなら2ヶ月に1度くらいでしょうか。

 

冒頭でお話したように私はあまり車に乗らないライフスタイルなので、ガソリン代は非常に安く済んでいます。

というと早くも「それじゃあ参考にならないだろ」と批判されそうですが、出かける用事がない人間なのでそこは温かい目で見守っていただきたい。

友達がいないのかって?

黙秘権を発動させていただこう。

 

自動車保険料:ポイントは車両保険の有無。

自動車保険はあくまで任意だけど、できれば加入しておきたい。

というか無保険で公道を走る車には絶対近づきたくない!と思ってるドライバーさんが大半ではないでしょうか。

BMWだと保険料ってすごく高いんじゃないのって思うかもしれませんが、あくまで車両保険を付けた場合の話。

私は無知だったので当時ディーラーに言われるがまま【三井住友海上火災保険】に加入しましたが、保険料は月々4,300円くらいに収まりました。

参考までに条件は次の通りです。

年齢:26歳以上のみ運転

運転免許証:ブルー

等級:11等級(47%割引)

使用目的:日常・レジャー使用

契約期間:5年間

どうせ5年ローンならと自動車保険も5年間の契約をしましたが、ネット保険などもっと安い所を探せばよかったと少し後悔。。。

続いて補償内容は次の通り。

・対人/対物賠償:無制限(免責なし)

・人身傷害:3,000万円

・搭乗者傷害:医療保険金 入通院2区分

あくまで個人的な意見ですが、もしもの時に数千万~億単位の賠償金が発生することへの備えとして最低限の保障はつけておくべきだと思います。

ですが、自分の車についた傷の修理くらいはある程度の貯金があればカバーできますよね。

掛け捨ての可能性が高いうえに、いざ事故にあっても保険料アップが怖くて使うのをためらってしまうなら、貯蓄に回したほうがいいと思うのです。

 

ちなみに同じ条件で車両保険を付帯した場合は月々の保険料が約10,000円と2倍強になると提示されました。

内容はこんなカンジです。

・車両保険:一般車両500万円(1万円)~225万円(5年目)

・免責金額:10万円

・新車特約:500万円(70%以上損傷時)

当て逃げなども保障されるフルカバー型の保険とはいえ、5年間で約34万円の差額は大きいですよね。

とはいえ自動車保険は乗る人の事情や属性によってニーズも金額も大きく違いますよね。

私のように運転する頻度も走行距離も少ないドライバーはリスクも低いので、保険の必要性はあまり感じにくなるでしょう。

車に乗る日だけの自動車保険ができたらいいのにな。。。

 

法定点検は正規ディーラーでも2万円以内。

最近は正規ディーラーで新車購入すればBSIという3年間のメンテナンスパックが標準でついてきます。

その分、車両価格も上がってしまいました。

このBSIには法定1年点検(1,2年目の点検)にかかる費用や、エンジンオイル・ブレーキ液・ワイパーブレードなど消耗頻度の激しい部品の交換費用が含まれているので、購入後のメンテンス費用はあまりかかりません。

ただしブレーキパッドの交換は対象外となるので、注意が必要です。

 

一方、認定中古車や新車でもBSIが標準化されるまでに購入した場合は法定点検が有料となります。

正規ディーラーでの法定点検は1回あたり17,280円。

新車で購入したならよほど酷使しない限りは1年目、2年目の点検で交換が必要になる部品はないでしょう。

私の場合、1年目でオイルフィルターの交換をしましたが費用は3,000円ほど。

通常13,000円ほどかかるエンジンオイルの交換も自分でディーラーに持ち込んでいるので毎回無料で対応してもらっています。

(全国的に無料なのかはわかりませんが。。。)

 

初回車検&法定2年点検:実は驚くほど高くない。

自動車の維持費でみなさんが一番気になるのが車検にかかる費用ではないでしょうか。

車検のタイミングで乗換えを検討する人が多いくらい、とにかくお金がかかるイメージがありますよね。。。

私自身も今や全国平均を下回る所得で日々やり繰りしている身なので、かなり怯えていました。

ところが1ヶ月前に届いた車検の案内がこちら。

↓  ↓

車検費用単体で88,70円。

思ったほど高くない….!!(・∀・)

内訳を見てみても、多くを占めるのは重量税や自賠責など国産車とのわずかです。

一方で法定2年点検は1年点検より検査項目が増え、若干のアップ。

実際はボディ下回りの洗浄・防錆塗装に加え、ブレーキ液の交換(6,588円)を行い、かかった費用は47,628円。

トータルで要したのは

車検代88,470円+2年点検47,628円=136,098で済みました。

 

BMWの車検が高いというのはあくまで消耗部品の交換が増えてくる5年目、7年目以降であって、最初の3年は価格帯の近い国産車と違いはないと言えるでしょう。

 

修理やオプション品はやはり驚きのプライス。

ここまではいかにBMWといえど、普通に乗るだけなら国産車との費用差はわずかだとお話してきましたが、やはりプレミアムブランド。

いざ修理となるとものすごい勢いで財布からお金が羽ばたいていきます。

まさに駆け抜ける歓びです。

もうね、ここはぼったくりバーかと言いたい。

一例を紹介したいと思います。

 

フロントガラスへの飛び石で20万円。

あれは彼女との初めての旅行の朝。

山陰の温泉に向けて高速道路に入り、わずか数分後の出来事でした。

大型トラックが私の目の前に車線変更し、直後に「パシッ」と何かが車にあたった音が車内に響き渡りました。

先に異変に気が付いたのは彼女のほうでした。

「あっ、ガラス…」

よく見るとフロントガラスの中央に直径2cmほどの亀裂が入っていたのです。

走行に支障をきたすほどでもなかったので、そのまま旅行は続行しましたが、内心は旅行どころではありません。

帰宅後、ディーラーに連絡するとフロントガラスは全面交換が必要とのこと。

その修理明細がこちら。

旅行代金よりはるかに高い修理のお値段に絶句…!!(;´Д`)

飛び石。。。怖い(´;ω;`)

ただ不幸中の幸いというべきか、自動車保険をBMWで加入していたためBMW EXTRA CAREという修理補償が使えました。

なんとフロントガラス、ドアミラーの修理に限り、最大90,000円までのサポートが下りるんだとか

そんな事もあり、最終的なお支払いは102,756円で済みました。

ちなみに日本を代表する自動車プリウスで同様のガラス交換を行った場合、費用は83,000円だそうです。

やっぱり高いよね、BMW。

 

冬用タイヤが必要な地域は大きな出費も。

積雪地に住む人にとって必需品のスタッドレスタイヤ。

ただBMWの純正ホイールはやたらと高い。

メーカー推奨のランフラットタイヤが値段を押し上げている理由ですが、冬用タイヤまでディーラーに薦められるがまま買ってしまうと約24万円ものイタい出費に。

筆者は純正とか正規品という言葉にめっぽう弱いので、高いものに飛びついてしまったが、10万円以下で手に入るタイヤはいくらでもあります。

削れるところは削っておかないとお金がいくらあっても足りなくなるので、ある程度の見極めも大切です。

 

ちなみにBMWではシーズンオフ中のタイヤを保管してくれるタイヤホテルというサービスがあります。

年2回のタイヤ交換に加え、使わない間のタイヤ保管でだいたい2万円。(ディーラーによって価格は違うようです)

・ホイール着脱/年2回・・・7,600円

・保管料/1年間・・・14,000円

少し高いですが自宅で保管すると場所を取るし、交換の度に持ち込むのは煩わしいので私は助かっています。

 

3年間で最低必要な費用は50-60万円ほど

私の場合、車の修理や純正スタッドレスタイヤなど費用がかさみましたが、実際BMW 3シリーズを購入してガレージに寝かせているだけなら3年間で必要なのは約43万円。

あとは走った分のガソリン代くらいで済みそうです。

内訳はざっくりと次の通り。

・自動車保険料・・・5,000円×36ヶ月

・1年点検・・・20,000円×2回

・車検&2年点検・・・136,000円

・自動車税・・・39,500円×2回

合計・・・432,000

最初の3年間は1年あたり約144,000円。

年間の走行距離が5,000kmだと仮定するとガソリン代は60,000円ほど。

普通の人なら年間20万円くらいの予算で3シリーズは維持できそうです。

 

部品の交換は何kmくらいが目安になるのか?

ここまで読んでいただいた方にはもうおわかりのようにBMW 3シリーズは部品交換や修理がない限りさほど高額な費用は発生しません。

ではブレーキパッドやタイヤなどの部品はおよそどれくらいの走行距離で交換が必要になるのでしょうか?

参考程度に見ていただければ幸いです。

 

タイヤの交換時期は何km??

タイヤは走れば走るほど表面が摩耗して溝が浅くなってきますよね。

ちなみにBMW純正タイヤの溝残量はフロント・リヤ共に購入時は7.0mm。

表面がツルツルのタイヤなんて恐ろしくて乗れませんが、交換時期の目安として法律で1.6mm以上残すことが定められています。

ですがBMWは法定基準の2倍にあたる3.0mmを交換の目安として推奨しています。

なおFRである3シリーズは発進/加速時は主に後輪で、停止/旋回時は主に前輪に荷重がかかるため、やや後輪タイヤが消耗しやすくなっているようです。

今回はメーカー推奨値を採用して計算してみましょう。

新車購入から1年後の約4,000km走行時が下の数値です。

リヤタイヤのみ0.5mm摩耗していますね。

続いて3年経過、1回目車検時の数値がこちら。(走行距離はサマータイヤで約10,000km)

フロント・リヤタイヤ共に新品から1mm擦り減ってしまいました。

大雑把ですが10,000kmで1mm摩耗すると考えると、およそ40,000kmを走行したあたりでディーラーはタイヤ交換を勧めてくるのではないでしょうか。

ただし走り方によってタイヤの摩耗具合は変わってくるので、あくまで参考程度に考えてくださいね。

 

ブレーキパットの交換目安は?

国産車に比べるとBMWのブレーキパットは制動性を高めるために摩耗しやすいと言われています。

せっかくキレイに洗車したホイールがわずか数百km走った後、ダストだらけに汚れているのにガッカリするはずです。

パットが擦り減るのはもちろんブレーキを踏んだ時なので、ドライバーの走り方によって減り方は大きく変わるポイントです。

あくまで私の場合ですが、納車時13mmあったパッドは12,000km走行後、残量10.0mmに擦り減っていました。

ブレーキパットは残量3.0mmで交換が必要になるため、やはりトータル50,000km走ったあたりで交換が必要になりそうです。

ちなみに交換が必要になるとセンサーが感知して、モニターに警告が表示されるようです。

フロント・リヤ全てのパットを交換すると費用はだいたい10万円くらいが必要になります。

 

ブレーキディスクの交換目安は?

車はブレーキパットとブレーキディスクとの摩擦があって減速させることができますよね。

ブレーキディスクのほうが耐久性があるとはいえ、ブレーキを踏むたびに摩耗するのでやはり交換が必要です。

とはいえ2年点検時の整備記録を見る限り、12,000km走行後の数値は

フロント:初期24.0mm→23.9mm

リヤ:初期20.0mm→20.0mm

とほとんど消耗していませんでした。

このカンジだと100,000kmくらいは交換なしで走り続けられるのではないか、というくらい長持ちしそうです。

 

まとめ:3シリーズは5年くらい平和に乗れそうな車だ。

今回はBMW 3シリーズの維持費について、私の実例をもとに解説してみましたがいかがでしょうか?

車の乗り方は誰もが全く違うので、かかる費用も人それぞれとしか言いようがありません。

ただ丁寧に乗ってあげれば最初の5年くらいは、少なくとも国産車と比べて桁違いの費用が発生するケースは少ないはずです。

一般人でも無理なく維持できるクラスの車だと思います。

もちろん私のように購入してすぐ後に、仕事を失った場合はご愁傷様ですとしか言いようがありませんが。。。

とにかく私はあと2年、死に物狂いでせっせとローンを払っていく所存です。