節約・投資

低所得だから貯金できないのではない、最大の原因は浪費体質にある。

お金がない、もっと稼ぎたい、今より収入がプラス3万円あったらどんなに楽だろうと不満を漏らしている人が皆さんの周りにも1人や2人…いや10人くらいはいませんか?

もしかしたらあなた自身もそうかもしれませんね。

でも本当に収入が増えれば、それだけで経済的な悩みは解決できるのでしょうか?

答えはNoです。

お金に対する意識改革をしない限り、経済不安はあなたに一生ついてきますよ。

かくいう私も今まで何度も失敗してきました。

そんな経験談を交えつつ、きちんと資産形成をしていくために必要なことをお伝えしていこうと思います。

年収だけを意識してもあまり意味がない。

今の自分の年収…本気でヤバい。

先日、会社から受け取った源泉徴収表の数字を見た私は心の底から危機感を抱いた。

金額はご想像にお任せするが、30代の平均値を大きく下回っていることは間違いない。

周りと比較してどうだというよりも、将来の為の資金を残せていない状態が何より問題だった。

自分でなにかアクションを起こさない限り、そう遠くない将来経済的に破綻するのは目に見えている。

 

ところで皆さんの中に、今の収入で満足している人ってどれくらいいるのでしょうか?

30代前半の平均年収は約400万円といわれていますが、この平均的な収入を得ている人でさえ、将来安泰とは到底言えないですよね。

給料が毎年自動的に上がる会社でない限り、収入を増やす方法としてパッと考えられるのは次の3つが思い浮かぶのではないでしょうか。

  1. 本業に励んでスキルアップや成果をあげる。
  2. 今より好条件な会社に転職する。
  3. 空いた時間を使って副業する。

①は営業成績が給与に直結する職種であったり、資格取得で手当てがつくなどの制度がある場合に有効ですよね。

②の転職はどうでしょうか?

転職して給与が上がったという声は確かによく聞きますが、それは元々ある程度の実力がありながら活かせない環境にいた人や自己PRが上手な人であって、誰でも簡単に収入アップできるかは疑問が残ります。

また環境が変わることに大きなストレスや不安を感じて、なかなか前に踏み出せない人も多いですよね。

 

そこで手っ取り早く収入を増やすために③の副業に取り組む方法を選ぶ人も多いはず。

週末にアルバイトするだけでも月5万円くらいは稼げますし、クラウドソーシングなら初心者でも自分のペースでコツコツ稼ぐことも可能です。

他にも方法はいくらでもありますよね。

やった分がすぐ収入につながるうえ、ライフステージに応じて収入と仕事量を調整しやすいので個人的にはオススメです。

もちろん本業とは別に仕事をするわけですからスケジュールや体調管理をしっかりする必要があります。

 

あっ、別にこの記事では皆さんに副業を勧めたいわけではありません。

それぞれの事情に合った方法で収入増が実現できればそれは素晴らしいことだと思います。

ただどんな手段をとるにしても1だけ忘れてはならないことがあります。

それはお金に苦労しないためには、稼ぐことよりも支出を見直すことが何より重要だということです。

今回はこの支出の見直しがなぜ必要なのか、私自身の実体験を交えつつ具体的に解説していきたいと思います。

手取り収入=自由に使えるお金という錯覚。

大学卒業後、最初に就職したのはサービス残業に休日出勤・パワハラなどブラック企業の代名詞のような会社でした。

初任給はたったの19万円でボーナスはあっても寸志…というレベル。

もちろんこれは額面なので手取りにすると16万円くらいしかありません。

少ないながらも給料が入ると気持ちが大きくなるタイプだったので、家計はいつもギリギリの綱渡り…

今思えば月16万円もあれば十分生活できるだろうとツッコミたくなるのですが、当時は飲み代ヒゲ脱毛のローンやらでとにかく必死でした。

周りの友人と比べて年収が低かったこともあり、貯金できないのは低賃金のせいだと思い込んでいたんです。

 

さすがにこのままではヤバイと感じ、転職して一年後には月収は25万円、さらに翌年には35万円にまで増えました。

ですが貯金通帳を見るとどうでしょう。

全く貯まっていく気配がないんですよね、これが。。。(´・ω・ゞ)

結婚して家族が増えた訳ではありません。

もちろんこの頃にはヒゲ脱毛のローンも完済していましたよ。

2年前までは月16万円で苦しいながらもやり繰りできていたはずなのに、収入がアップしてもその分が貯蓄に回せない。

そう、本当の敵はムダ毛ではなくムダ使いだったんです。

まだ20代なんだから貯金より自分への投資だと言い聞かせ、ソシャゲや洋服につぎ込んだ額は計算するのも恐ろしいほどに積もったはずです。

※余談ですが買う服どれもことごとく女性から「似合ってない・趣味じゃない」と否定され続け、いまだにファッション迷子です。

そしてこのような浪費体質から抜け出せないのは私だけではないはずです。

次のようなデータをご存知でしょうか?

 

収入が増えても浪費体質から抜け出さないと貯金はできない。

2018年のある調査によると、30〜40代で貯蓄0円の世帯はなんと20%以上、そして貯蓄額100万円以下の割合は60%という驚くべき結果が出ているのをご存知でしょうか?

※参考:SMBCコンシューマーファイナンス

いちおう補足しておくと、これはもちろん1年間の貯蓄額ではなく貯金残高の話です。

そしてこの数字を見てほっと安心した人がいたとしたらかなり危険です。

 

30〜40代といえば平均年収はおよそ400万円くらいですよね。

きっとみなさんが社会人になりたての頃と比べると年間で100万円、手取りベースでも80万円くらいはアップしているのではないでしょうか?

仮に増えた分の半分でも貯蓄に回せれば年間40万円、5年間で200万円ものお金が貯まっていく計算になりますよね。

本来であれば収入が増えるにつれ、預金残高も増えていくのが健全な家計であるはずです。

 

にもかかわらず実態を見ると大半は貯蓄ゼロ世帯というデータが出ています。

もちろんこれが事業をしている人ならわかりますよ。

売り上げに応じて経費が大きくなるのはある程度致し方ないことです。

でも会社員はそうではありませんよね。

昇給に伴って経費も膨らむなんてことはないはずです。

となるとお金が貯まらない理由は1つしかありませんよね。

 

そうお金に対する意識の低さです。

まさか手取り収入=使ってもいいお金なんて思ってはいませんよね。

お金が貯められない人に共通する特徴は

(総支給額−控除額)−使ったお金=貯金額

という考えに基づいて金銭管理をしてしまっていることです。

ようするに余ったら貯金に回すという考えです。

この考え方でお金を消費していくとあまり使わなかった月は残りますが、使いすぎた月は前月分のプラスを食い潰すことになり、いつまで経ってもお金は残りません。

抜本的に金銭管理の方法を見直さなければなりません。

 

お金が貯まる人はあらかじめ貯金額を決めている。

サラリーマンの皆さんは給料の総支給と手取り金額の違いはよくご存知ですよね。

会社があなたの銀行口座に振り込む金額はあらかじめ税金や社会保険料が天引きされたあとの、残ったお金です。

つまり額面通りのお金が手に入るわけではないと理解しているはずですよね。

お金を残せる人の家計管理もそれと同じです。

(総支給額−控除額)−貯蓄額=使えるお金

前もって毎月貯める金額を決めてしまいましょう。

給与が振り込まれたら残すと決めた金額を別口座にでも移すといいかもしれません。

そして最後に残った分が今月あなたが自由に使っても良いお金です。

特別難しいことではありませんよね。

たとえ少しの金額でも毎月ちゃんと貯蓄できる状況を釣り出すだけで、かなり精神的にゆとりができるはずです。

なぜなら浪費体質から脱却できないでいたみなさんは

はあ…今月も使い込んでしまった。。。

と罪悪感やストレスを感じているのではないでしょうか。

ですがあらかじめ給与から貯金額を天引きしてしまえば、残ったお金は全部使っても構わないわけですから気に病む必要はなくなりますよね。

いくら貯蓄にまわすかはあなた次第です。

たとえ毎月2万円でも1年間続ければ24万円、5年間で120万円です。

とにかくまずはしっかり貯蓄する習慣を身につけることが意識改革の第一歩です。

ゴール地点を決めてから取り組めるとなお理想的です。

例えば35歳までにあと5年で300万円貯めるという目標を立てるなら、

・300万円÷60ヶ月=5万円

という具合に、いつまでにいくら必要なのかを明確にしておけば、貯蓄計画は格段に立てやすくなりますよね。

・貯金体質の人・・・貯金額を口座から天引きして残りが使えるお金。

・浪費体質の人・・・生活費の余ったお金が貯金額。

たとえ収入は同じでもほんの少し発想を変えるだけで5年後、10年後のあなたの資産は数百万円単位で変わるはず。

お金を貯めたいけどなかなか貯められないと悩んでいる人は、ぜひ一度実践してみてはいかがでしょうか。