キャリア

【コスパ抜群】就職・転職だけじゃない!FP2級資格を取得するメリットとは?

金融業界も目指す人も、そうでない人もファイナンシャルプランナー(FP)という資格はご存知ですよね。

保険や税金などお金に関する総合的な知識を習得した人に与えられる資格として、人気がありますよね。

私自身も2018年9月にFP2級資格にチャレンジし、無事合格することができました。

ところで、巷ではよく「FP資格は取っても役に立たない」なんて話も耳にしませんか?

この意見はある意味間違いではないと思います。

ですが私個人としては、今から何か1つ資格を取るならFP2級を強くおすすめしたいです。

 

マイナス意見もある中で「なぜ?」って思いますよね。

そこで今回は

  • FPとはどんな資格なのか?
  • 就職や転職に有利になるの?
  • 金融業界じゃなくても必要なの?
  • FP2級は難しい?

といった疑問に対して解説してみたいと思います。

ファイナンシャルプランナーってどんな資格なの?

人生設計をする上でライフステージごとに、または総額どれくらいのお金が必要なのか考えたことはありますか?

家族構成や収入・支出を元に、顧客がライフプランの目標を達成するために節約や保険、投資など経済面の手助けをするのがファイナンシャルプランナーの役割です。

そのためFPには税金・投資・住宅ローンから老後・相続などお金に関する幅広い知識が求められます。

簡単にいえばFPは家計のエキスパートということになりますね。

ただ一口にFPといっても実は名乗るだけなら資格は必要なく、レベルもバラつきがあります。

そこでライフプランニングに必要な知識や経験を客観的に評価する基準としてFP技能士という国家資格が2002年に誕生しました。

1級FP 19,634人
2級FP 406,124人
3級FP 281,041人

ちなみに2020年1月の時点で各資格の取得者数は表の通り。

3級では履歴書や名刺に書いても評価されないため、2級取得を目指す人が最も多いのが現状です。

 

FP2級は就職やキャリアアップに有利なの?

「資格が将来のキャリアにプラスになるか?」はFP2級の資格を目指す上で重要なモチベーションになるし、気になるポイントですよね。

結論から言えば金融業界であればFP2級以上はメリットがあります。

中でも保険業界の求人広告には応募条件(推奨)としてFP資格者を明記しているケースが多く、書類選考や面接で一目置かれる可能性は高くなります。

事実、日本FP協会が金融機関に対して実施したアンケート調査では、

およそ7割の企業が就職前にFP資格を保有する学生を「高く評価する」または「評価する」と回答しています。

特に近年ではコンプライアンスがますます重要視され、正しい知識・倫理観を持った人材が求められるようになってきました。

そのため、業界内でも資格手当を導入し、FP2級取得を推奨する企業もグッと増えています。

 

取得しても意味がないと言われる理由は?

一方でFP資格は取得しても意味がないという意見も一定数あるようです。

たしかにFP資格は持っていなくてもできる仕事に制限がなく、ファイナンシャルプランナーと名乗ることさえ誰でもできます。

「資格」があれば顧客に対して客観的なアピールになりますが、十分な知識・経験があり信頼を得られるのなら、なくても支障ありませんよね。

そもそもFP資格は様々な分野の金融知識を広く浅くかいつまんだものなので、各分野の専門家には及びませんし、FP資格ではできない仕事領域があります。

例えば

  • 税金・・・税理士資格がなければ税務書類の作成や税務相談に応じることができない。
  • 保険・・・保険募集代理人の資格がなければ保険商品の販売ができない。
  • 証券・・・証券外務員資格がなければ株式・債権などの売買を勧誘できない。
  • 不動産・・・宅地建物取引士がなければ不動産の仲介・売買ができない。

など様々な制限があります。

結局は各分野の専門家と協力しなければ顧客のニーズを満たすことが難しいのが現状です。

そのためどうせ勉強するならFP資格よりも専門性の高い資格の取得に力を注いだり、TOEICやITスキルなど就活で広く評価されやすいスキルを磨くほうがいいという考えも間違いではありません。

FP2級を勉強・取得するメリットはこんなにたくさん!

では金融系以外の業界で活躍する人にとって、FP2級資格に挑戦するメリットはあるのでしょうか?

世の中には本当にたくさんの資格がありますが、大きく分けると

  • 仕事など実務で役に立つ(必要)なもの
  • 実生活で役に立つもの

がありますよね。

FP2級はまさに後者で、資格自体が効力を発揮するというよりも、資格取得のための勉強で身についた知識が生活で役に立つ場面が多いです。

というのも私たちは産まれてから死ぬまで、何をするにもお金抜きに考えることはできません。

にもかかわらず義務教育や高校・大学でお金についてしっかりと教わる機会はあったでしょうか?

社会科の教科書に「国民には納税の義務がある」と書いてあるけれど、じゃあ具体的にいつどんな税金がいくらかかるのかとか肝心なところは教えてもらえません。

国民皆保険制度が1961年にスタートしたことは教わるけれど、公的医療保険ではどこまで保障されるのか、民間保険との違いを理解している人は少ないのではないでしょうか。

 

FP2級資格の勉強で得られる知識は次のようにこんなにたくさんあります。

1.ライフプランニングと資金計画

人生の3大支出といわれる「教育資金」「住宅資金」「老後資金」を始めとする将来の生活資金を事前に予測し、適切な生活設計の立て方を学べます。

老後2,000万円問題が話題になりましたが、預金残高や収支状況を定期的に見直していくことで漠然とした不安を解消することに役立ちます。

また失業・休業・出産時などの給付金や税金・保険料の減免措置など知らないと損する情報はいざという時、自分の助けになります。

2.リスク管理

主に民間保険の種類や仕組みについて勉強します。

世の中には医療保険・生命保険・損害保険など多様な保険商品で溢れかえっており、多くの人が生きている限り何らかの保険に加入していますよね。

そして一生涯に支払う保険料は莫大な金額です。

公的保険でまかなえる範囲、民間保険にしかできない領域、保険商品に詳しくなるだけで数十万円〜数百万円の節約につながります。

3.タックスプランニング

税金と聞くだけで難しいイメージがつきまとう為、敬遠してしまう人も多いですが、収入に直結する問題なのでかなり重要です。

個人事業主や副業に興味がある人はもちろん、会社員でも節税する方法はいくつもあります。

住宅ローン控除・ふるさと納税に個人型確定拠出年金(iDeCo)などを上手く活用し、税金と賢く付き合っていく方法を学ぶことができます。

 

4.不動産

日本人が保有している資産の割合を見た時に、大きな割合を占めるのが不動産です。

一方で家を買う・売る・借りるなどの不動産取引は複雑で素人には判断が難しいですよね。

マイホームを買うための資金調達や土地の有効活用などで後悔しないためにも、不動産の価格がどのように決まるのか、どれくらいの税金や諸費用がかかるのかなど大まかにでも把握しておくことも大切です。

5.相続・事業承継

日本人で相続時に税金を支払う人の割合は10%以下とわずかですが、考えるべきは節税対策だけではありません。

例えば資産の大部分が不動産であればどうやって公平に分割するのかなど、トラブルを回避するためのプランニングも不可欠です。

また資産の譲渡手段として贈与についても知識を深めておくと、より効率的に資産の受け渡しを行うことができますよね。

6.金融資産運用

老後資金の準備をする上で、働いて節約するだけではなかなか目標額に届かないかもしれません。

将来的に消費税がさらに上がり、物価上昇や円安が進めばなおさら状況は苦しくなります。

となると対策の一つとして資産運用も検討することも大切です。

株・債権・投資信託・外貨預金…他にも投資手段はたくさんありますが、それぞれの金融商品の性格やリスクを学び、貯蓄と運用をバランスよく行ってための判断力を養うことができます。

 

FP資格は一般教養としては絶対おすすめ!

ここまでご紹介したようにFP資格に向けた勉強に取り組むことで、社会とお金に関するルールがぐっと身近なものになります。

FPで習得できる知識は専門家と比べればほんの基礎にすぎませんが、かなり実生活に密接なものばかり。

社会人として知っておくべきものばかりなので、一般教養としては絶対におすすめです。

私自身も金融業界とは全くの別業種でしたが、FPの勉強をきっかけに保険の見直しをしたり、積立投資を始めてみたりとしっかりと資産設計をするように意識が変わりました。

きっとみなさんの中にも、今のままの家計で十分な老後資産を残せるか不安に感じている人は多いはず。

生涯関わっていくお金のことだから、少しでも早く知識として身につけたほうが節約するにも投資を始めるにも大きな効果を産んでくれます。

今からでも決して遅くはありません。

あなたも一度FP資格にチャレンジしてはいかがでしょうか?