独り言

20代で年収1,200万円を達成しても生活は全く幸せではなかった

こんにちは、こーじんです。

 

「一度でいいから月収100万円を獲得したい!」

「年収1,000万円あればもっといい車に乗れるのに」

会社員として働き始めて誰もが憧れる1つの目標に、年収1,000万円や月収7桁いうラインがありますよね。

一般にお金持ちと聞いてイメージするのがこのあたりの層ではないでしょうか。

 

実際、私自身も当時ワークライフバランスはめちゃくちゃでしたが、この年収1,000万円を目標にひたすら仕事に没頭していました。

営業職だったので、結果がインセンティブとしてダイレクトに反映され、28歳で目標を達成。

そして翌年には1,200万円ほど稼げるようになりました。

収入面だけを見れば、周りから妬ましく思われるかもしれません。

統計によると20代で年収1,000万円に到達しているのは全体のわずか0.2%。

500人に1人の割合だそうです。

ん?そう考えると結構いますね。

おそらく同世代の友人より2~3倍は稼いでいたはずです。

だけど幸福度も同じく2~3倍か?と問われると、正直そこに大きな違いはありません。

なぜなら得たものと同じくらい失ったものも大きかったからです。

見た目は華やかな生活、でもライフスタイルは満たされない。

 

ところでみなさんは年収1,200万円の生活ってどんなイメージをお持ちでしょうか?

単純に月収換算するなら100万円ですが、手取りは約70万円と普通の会社員の月収くらいが毎月控除されてしまう切なさがあります。

それでも独身なら自由に使えるお金は十分あるので、ブランド品をいくつも身に付けたり、高級車を乗り回すことは十分可能です。

コンビニ程度ならいちいち値札を見ることがなくなり、よほど贅沢をしなければ意識しなくても貯金は勝手に貯まっていきます。

 

思い返すと年収500万円で家計のやり繰りに困らなくなり、年収800万円を超えたあたりから経済的な不安は一切感じなくなりました。

 

そして収入が上がるにつれ利用する飲食店のランクが上がり、スーツ、腕時計、車…と持ち物がどんどんグレードアップしていきました。

あと健康や美容にもお金が回せるようになるので生活の質に関して満足度は高くなりますね。

周囲から注目されたり、憧れの目で見られることも多くなります。

でも実際は周りが思うほど幸せではありませんでした。

なぜなら、ブランド品や高級車では物欲は満たせても、心を満たすことができないからです。

 

もともと年収300万円未満の旅行会社勤務だった私。

最低限の生活で必死だった状態から転職をきっかけに収入が上がり始め、カバン・財布・時計と次々に持ち物が華やかになっていきました。

そしてずっと憧れていた輸入車も27歳で購入することができました。

だけど一通り欲しいものが手に入った時、ふと気づいたことがあったんです。

「経済的な不安はなくなったし買えるものは何でも手に入れてきた、でもどんなに頑張っても自由な時間だけは自分のものにならない」

欲しかった車は手に入っても、どこかへ出かける時間もない。

仕事を頑張って稼ぐことに力を注ぐほど、プライベートな時間はどんどん減っていき、友達との付き合いも疎遠になっていきました。

ついにはほとんど物欲もなくなり、100万円の給与明細もただの紙切れにしか見えなくなるほどでした。

 

高収入の代償として失ったもの。

高所得のサラリーマンといえば大企業の部長など役職者である場合が一般的です。

私の父も現役時代は年収1,000万円以上を稼いでいましたが、毎日ほぼ定時に退社し、土日祝は完全オフと絵にかいたようなホワイト企業でした。

しかしそんな父にも若い頃、何度も転勤を命じられ、家族を養うために生活を切り詰たりと苦労してきた時期もありました。

何年も同じ会社で勤め上げ、年功序列で少しずつ昇進昇給していくのが日本企業のやり方です。

社内での厳しい出世レースを勝ち抜けば、その後はさほど必死にならなくても高い賃金が約束されています。

 

一方、コネクションや社内外での調整力など長年の経験で蓄積してきたベテラン社員と違い、20代の社員がいきなりマネジメント職に就くことは難しいです。

結果、稼ぐためには営業職など個人のパフォーマンスが重視される実力主義の世界で勝負するしかありません。

そのため若くして高収入を得ている人の9割は、かなりブラックな労働環境にあるのではないでしょうか。

特に私の場合は

・異常に高く課せられたノルマ

・残業、休日出勤は当たり前

・社内や顧客からの電話から逃げられず、心が休まらない

・接待やプレゼント、自腹営業も日常茶飯事

など当たり前のように横行していました。

よく「営業職は数字さえクリアしていれば文句を言われない」なんて話を聞きますが、私の場合は全く違いました。

とにかく毎週のようにセミナーやら行事が多く、目標達成したからといってまとまった休みも取れない。

GWや盆休みもなく、5年以上在籍していた中で連休を取れたのは1度だけ。

そのうえ社用携帯には休日だろうと何十通ものメールやLINE・電話が入り、起きている間は仕事のことが頭から離れないような状態が続いていました。

「あれ、私って自営業者だっけ?」と何度自分に問いかけたことでしょう。

 

友人と飲んでいる間もデート中も電話が鳴ったら最優先で対応し、遊びの誘いも忙しいと断ることが多くなり、次第に声もかからなくなっていきます。

SNSを開けば楽しそうに休暇を過ごす友人の姿。

一方、いくらお金を稼いでも幸せにはなれない自分。

お金は使う時間と価値観を共有できる大切な人たちがいてこそ、本当の価値が生まれるんだと気付かされました。

だけど今さら自分の生活レベルを落とすこともできず、仕事に束縛され続ける生き方しか選べない自分との葛藤もありました。

 

今は一生懸命働いても収入が低いと、生活に苦労している人が多い世の中だと思います。

運よく高収入の仕事に巡り合えたとしても今度はプライベートな時間が大きく制限されるケースがほとんどです。

お金に振り回される人生も、会社に縛られる人生もどちらも避けられる生き方を見つけたいと考えている人はきっと大勢いるはずです。

社会人になってからの10年間、5回の転職、一度は勝ち組の仲間入りを果たすも倒産に投資で資産ゼロと波乱万丈な経験をしてきました。

きっとこれからも平穏な人生ではないはずです。

様々なことに挑戦し、成功体験も失敗談も共有していくので少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

 

それではまた次回の更新で☆